このページでは、以下の5つの段階に分けて、どのように巨大垂れ幕を作ったのか、という事を紹介します。「大きなものを作りたい」という事から始まった今回の企画。少しでも製作の雰囲気が伝われば幸いです。
・0.企画
・1.裁断〜縫製
・2.下書き
・3.彩色
・4.垂れ下げ
企画
企画、働き出した後
時は遡り、約1年前の2008年11月。ラボンバOBの一人mokuがOB達に声をかけた。
「OBとして『オトナの余裕』を醸し出した企画をやってみたい。」
その意見に賛同し、集まった暇なラボンバOB達。
しかし、その後、mokuは業務が激化し死んでしまう(自由時間が皆無的な意味で)。
だが、未だ暇な変人達は残っていた。
赤十字、進入
最初に練り上げた企画は、実はエヴァではなく『萌える献血体験企画』というタイトルだった。
献血PR用のマイナーキャラ「献血ちゃん」を、萌え擬人化し、その「萌え献血ちゃん」で献血車をデコレーション(痛車化)して、人を呼ぶという企画。

>その時のロゴ。これを表紙にらき☆すたや西又先生の絵が満載な企画書を赤十字に持ち込む暴挙に出た。
玉砕覚悟で赤十字に企画を突っ込むと、公認はしないが、配車した献血車を「ボランティアでデコレートする」なら良いという方向性に妥協点を見出せそうになった。萌えと社会貢献の夢のコラボレーションが目前に!

>萌擬人化するはずだった。『献血ちゃん』。実は血液型毎にキャラがいる。
ところが、その後、スケジュール的な問題で配車が不可能な事が判明し頓挫。
全ては振り出しに戻ることになる。ただし、月日だけは過ぎたままに。
(赤十字社の担当の方には、アホな企画にご尽力頂き大変感謝しております。ありがとうございました。)
エヴァ、頓挫のむこうに
一橋祭までの時間は少ない。しかし、何も決まっていない。そんなちょっちヤバイ状況の中、企画案会議が召集された。
「デカイ垂れ幕が作りたいんだ」
その中でスタッフのaaaaが言った。彼の勤務先は幸いにも去年潰れた。今なら時間もある。
この余った時間を使って、今しか出来ないでっかいことをしたい。
それが彼の望みだった。
(注:自宅警備は非常に危険です。よい子はマネをしないでください)
デカイ垂れ幕を作る。そう一言に言っても、まずは何を題材に取るか?
折りしも「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」 が公開されたばかりの時期だった。
スタッフの一人、shichitenは思っていた「ヤバイヤバイヤバイ、
式波が可愛すぎる!
アスカ可愛いよ、アスカ!
これは新劇場版の魅力をもっと知ってもらわなくては!」
スタッフの一人、aaaaは思っていた「新版のレイが微妙だ。
人形っぽいレイが良かったのに……
これはにわかファンにも旧作の魅力をもっと知ってもらうしか……」
バラバラな二人の心。しかしその向かう先は一つだった。エヴァンゲリオンしかない!!
エヴァンゲリオン垂れ幕企画は可決。我々は初号機作成の一歩目を踏み出すのだった。
企画の選択を
こうして始まった企画だったが、なんと、一橋祭の管理/運営をしている一橋祭委員会に企画書を提出したところ、あっさりと拒否されてしまった。
しかし、それも当然だった。前例が無く、その大きさゆえに飾れる場所は一橋祭の開催範囲には無いのだから。
(注:防災上の理由から窓を覆うのがNGな為、ほとんどの場所に垂らせない。)
「クソッ、また駄目なのかッ!!」
改めて別の企画を考え直すスタッフ。今度は、『スネオのパーフェクトラジコン教室』の検討に入った。スタッフ達が水色の襟付き長袖シャツ、半ズボンにスネオヘアーというコスプレ姿で、ヘリコプターのラジコン教室を開くというもの。
「見た目的にシュールでイケてる、と思う。」と、terakota。20代も後半に差し掛かった男性陣がスネオルックで勢揃いと言うスタイルはこの男の電波・・・もといアイディアだ。こいつはいつもロクな事を思いつかない。

>イメージ図。「悪いな、このラジコンは一人用なんだ。」。
奇跡の価値は
しかし、その時、一人の男から連絡があった。
「垂れ幕が・・・、エヴァが・・・・、 O K 出ました!!
巨大初号機、垂らせます!!」
そう、企画責任者のshichitenは諦めていなかった。1ヶ月近い交渉の末、普段は使用されない学生会館での1日だけの展示ならば、可能というGOサインが出たのだった。
「人の造りしものの限界を見せてやる!!」
エヴァンゲリオンと巨大な垂れ幕への
情熱があってこその勝利である。
この勝利を無駄にしない為、早速我々は垂れ幕作りに着手するのだった。
というわけで、次のページから、垂れ幕製作の様子をご紹介します。
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